会社で開発用に使っていたパソコンのSSDが不調でデータが壊れた領域ができてしまい、これはまずいのでは?😱と思ったため急遽新しい開発用パソコンを調達しました。 開発用パソコンも4年目なのでいい頃合いですしね。
今回は、Mini-ITXの小型パソコンを組み立てることにしました。 前のパソコンと同じく、VMware vSphere Hypervisor (ESXi)を入れて、Linux仮想マシンをたくさん動かす予定です。
私の用途的に、DRAMとSSD容量に重点を置いた構成にしました。
マザーボード | ASRock H410M-ITX/ac |
CPU | Intel Core-i5 10500 |
DRAM | ADATA AD4U3200732G22-D (32GBx2) |
SSD | ADATA XPG SX8200 Pro (2TB) |
CPUクーラー | SCYTHE 虎徹MarkII |
電源 | SilverStone SST-ST30F (SFX 300W) |
ケース | RAIJINTEK METIS PLUS 黒 |
合計でちょうど11万円くらいになりました。
CPUクーラーはCPUに付属のものがありますが、静かな事務所でファンがうるさくなるのも何なので、口径が大きい別売りの静音ファンを購入しました。
部品たち
買ってきた部品たちです。順番に組み立てていきます。 詳しい手順は他のブログにたくさん出ているので、省略気味に紹介します😅
マザーボード
マザーボードはその名の通り、様々な部品を取り付けるベースとなる基板です。
マザーボードにCPUを取り付けたところです。マザーボードにはいろいろなソケットやコネクタがあり、これらに部品やスイッチなどを接続していってパソコンが完成します。
SSD、メモリなどの重要部品から、マザーボード自体の電源、果てはケースの電源ボタンの接続端子まで、たくさんの部品やケーブルを間違えないように繋いでいきます。
とはいえ、コネクタはそれぞれ形が違いますし、ほとんどが逆差しできなくしているので、慎重にマニュアルをよく読みながらやれば、何とかなります。
ただし、CPU、SSD、メモリは特に壊れやすいので、変に力を加えたり静電気が起こらないよう細心の注意が必要です❗️
SSD、メモリ、そしてCPUクーラーを取り付けたところです。
このCPUクーラーは巨大で、ファンも大きなものになっています。これは横から風を当てて冷やすタイプです。
大きなプログラムをビルドしたり、複雑な演算をしているとCPUがすごく熱🔥を発します。それを冷やすために、巨大ヒートシンクで熱を分散させ、風を当てて冷やします。
CPUに付属のクーラーはもっと小さいですが、その分ファンの音も大きくなります。もっとも、アイドル時はどちらも静かなものですけどね。
ケースに組み込み
ケースはこのような形です。Mini-ITXなので、スペースに余裕がありません。その分、コンパクトです。
ATXタワー型のパソコンならスペースに余裕があって組み立ても楽々ですが、Mini-ITXの場合はパズルのように苦労することがあります。実際、私は今回とても苦労しました😢何度もマザーボードをケースに入れたり外したり…。ちょっと慣れた人向けかもしれません。
ケースファンや電源、ケースの電源ボタンなど様々なケーブルをマザーボードに取り付けないといけないので、ケースに組み込む順番を試行錯誤して組み立てました。幸い、このケースは上下左右のパネルを全て外せるので、それで何とか組み立てます。
最終的に、このように収まりました。CPUクーラーの高さはギリギリです。仕様上はギリギリ収まるはずでしたが、その通りでした。
この状態で電源を入れて起動確認をしました。BIOSセットアップ画面が出て一安心です☺️
次回の記事では、このパソコンにVMware vSphere Hypervisor (ESXi)をインストールします!