中国のお店が中国国外に売る通販モールAliExpressで、激安のカメラモジュールを買いました📸
アメリカのOmniVision社のイメージセンサーOV5647が搭載されている、固定焦点の小型カメラモジュールです。 公式のRaspberry Pi Camera Module Rev 1.3と同等品になっているため、Raspberry Piで扱いやすくなっています。 公式のカメラモジュールはいまはv2が出ているので、旧版にあたります。
AliExpressでの私が購入時の値段は、なんと$4.62でした!500円くらいで買えてお買い得ですね1✨
とはいえ、小型でこれだけ安いと画質が気になるところ。実際に撮影してみました😊
Raspberry Piに接続
購入したカメラモジュール
カメラモジュールはこのような形になっています。黒い四角い部分がレンズとイメージセンサーが一体になった物で、下の緑色の基板がRaspberry Piとのインターフェース用になっています。Raspberry Piとは左側の平べったいフレキシブルケーブルで接続します。折り目がつくような折り曲げはしないよう注意してください🙅♀️
Raspberry Piにつないでみよう
Raspberry Piにフレキシブルケーブルを取り付けてみましょう。カメラモジュールのコネクタは写真の位置にあります。
黒いツメを引き出すと、フレキシブルケーブルが刺さるようになります。
このフレキシブルケーブルは片側だけに端子がついています。銀色のしましまみたいなのが信号端子で、ここでデータをやり取りします。
端子面を写真の向きでコネクタに差し込んでください。差し込んだら、黒いツメを押し込んで元に戻します。するとケーブルが固定されます。
カメラモジュール側も同じようにして取り付けます。端子面がカメラ側にくるように接続します。写真の通りにすれば大丈夫です。
これも、黒いツメを押し込んで元に戻すとケーブルを固定できます。
このように、カメラモジュールを接続しました。ペラペラで頼りないので、うまいことケースに留めるなどして固定するとよいでしょう。
わたしは試しに使うだけなので、このペラペラのまま持ち運んで使いました😅
写真撮影
セットアップ
Raspberry Piのカメラインターフェースはデフォルトで無効になっています。有効にするには、
$ sudo raspi-config
で起動したメニューから、5 Interfacing Options
→P1 Camera
から有効にできます。
写真を撮ろう
写真撮影は、Raspberry Pi OSにデフォルトで入っているraspistill
コマンドを使って
$ raspistill -o image.jpg
とすればすぐ撮れます。しかし、今回は外出して撮影もしてみようと思ったので、スマホからもブラウザ経由で撮影できるRPi-Cam-Web-Interfaceをインストールしてみました。
これ使うとスマホからブラウザでRaspberry Piにアクセスしてカメラの画像がリアルタイムで見られます。
また、スマホからボタンを押せばシャッターが切れて画像を保存できます。
このツールのインストール方法や使い方は、またブログで記事にしようと思います!
作例
晴れた日の屋外
近くを流れる道頓堀川で撮影してみました。
うーん、空の色合いが気になる…🤔
中央付近の解像は悪くないかな?でも外に離れてくにつれて、ピントがぼけたようになっています。特に左側が分かりやすいです。
まあ、この価格帯では仕方ないところです。ちゃんと写ることは間違いないですし、画質を求めなければ十分にコストパフォーマンスに優れたカメラです😊
これだけ安くいろいろなものが手に入ると、いろんな応用が広がりそうですね。
※こちらのロジクールのカメラは私も買いましたが、オートフォーカスでとても画質が良く気に入っています