Raspberry Pi OSのGUI付きバージョンのDesktop版の初期設定について、画像付きでまとめてみました。 WiFiに接続し、Webブラウジングができるようになります。
OSのインストール
OSのインストール方法は、こちらの記事を参照してください。
Raspberry Pi Imagerを使ってDesktop版のマイクロSDカードを作成して、Raspberry Piに差し込めばOKです。
起動
Raspberry Pi OS Desktop版を起動すると、このような画面になります。
デフォルトではログイン画面などはなく、デフォルトのユーザーpi
で自動ログインして、すぐに使える状態で起動します。
初期セットアップ
このままではWiFiも使えませんし、日本語キーボードの設定にはなっていないので、入力もままなりません。
幸い、Raspberry Pi OSには簡単に初期設定ができるセットアップウィザードが付属しており、最初は勝手に起動するようになっています。 画面の真ん中に出ているWelcome to Raspberry Piというのがそれです。早速セットアップを進めましょう。Nextを押します。
まずは国・地域、言語、タイムゾーンの設定です。自分の地域に設定しておきましょう。 私は日本に設定しました。
続いて、画面が中央の一部しか使われず、黒縁が出ている場合に修正するかどうか聞かれる画面が出ます。 画面全体に表示されている場合は、チェックせずにNextを押します。 広いディスプレイの中央の一部に小さく画面が表示されているような場合は、チェックすると修正してくれるようです。
私はもとから全画面使った表示になっていましたので、チェックせずそのまま進みます。
続いてWiFiの設定です。接続したいアクセスポイントを選択し、パスワードを入力します。 有線LANで繋ぐ場合など、WiFiが不要な場合はスキップできます。
続いてソフトウェアのアップデートを行います。WiFiや有線LANでインターネットへの接続が必要です。 先ほどWiFiの設定をしていれば、問題なくアップデートできるでしょう。
自動でRaspberry Pi OSを最新版に更新しますが、少々時間がかかりますので、気長に待ちましょう。 あとでアップデートする場合はスキップもできます。
最後に、再起動するように促されます。Restartを押すと再起動します。 あとで再起動する場合は、Laterを押してスキップできます。
このように、WiFiや言語など一通りの初期設定がウイザード形式でできるようになっており、迷わずにセットアップができます。 これなら安心ですね。