みかんのゆるふわ技術ブログ

Raspberry PiやIoT関係のことを書き残していきます

Janus + Vue.jsで自前のWebRTCフロントエンドを作ろう!~その1:準備編

JanusというオープンソースのWebRTCサーバーがあり、ビデオチャットやストリーミングのサーバーを自前で構築できます。以前の記事で紹介しました。 www.mikan-tech.net 前回はJanusをサーバーにインストールして、デモ画面を動かしてみました。 でもやっぱり…

Raspberry Pi OS Desktop版 WiFi越しに画面転送してセットアップ (Headlessセットアップ)

Raspberry Pi OS Desktop版はモニターやキーボードをつないでパソコンのようにGUIが使えます。 が、実はこれらを繋がずとも、電源だけつなげば、WiFi越しに画面を転送して使えます。 以前の記事で、Raspberry Pi OS Lite版のHeadlessセットアップ方法を紹介…

Raspberry Pi OS Full版には何が入っている?

Raspberry Piの公式OSであるRaspberry Pi OSは、3つのエディションが用意されています。 www.mikan-tech.net 普通はDesktop版かLite版を選べばよいと思います。 一方のFull版ですが、これはDesktop版におすすめアプリがプリインストールされたものとなってい…

Raspberry Piでセンサー情報グラフ化~その3 Grafanaでグラフ化

前回までで、SensorTagの各種センサーデータを時系列データベースInfluxDBに投入する部分が完成しました。 www.mikan-tech.net いよいよ、センサーデータをグラフ化してみましょう。 ここから先は、ブラウザーでの操作です。 まずはログイン ブラウザーを立…

Raspberry Piでセンサー情報グラフ化~その2 センサー情報をInfluxDBに投入!

前回の記事で、Raspberry Piに時系列データベースInfluxDBと、データ可視化ソフトGrafanaをインストールしました。 www.mikan-tech.net 今回は、センサー情報を取得してInfluxDBにデータを入れていきまます。 使用するセンサーは、Bluetooth Low Energy (BLE…

Raspberry Piでセンサー情報グラフ化~その1 InfluxDBとGrafanaをインストール

ふつうのパソコンと違い、Raspberry Piにはピンヘッダが出ており、いろんな市販のセンサーを接続できます(センサーの接続については別の記事で紹介しています)。 今回は、取り込んだセンサー情報をカッコよく表示してくれるGrafanaという可視化ツールと、…

時系列データベース InfluxDBとは?

InfluxDBはInfluxDataというアメリカの会社が開発しているオープンソースの時系列データベースです。 時系列データベースというのは、サーバーのログや、センサーのデータなど、タイムスタンプに紐づいたデータを扱うのに便利なデータベースです。 時系列デ…

Raspberry Pi OS Lite版 WiFi越しのセットアップ(Headlessセットアップ)

※2022/5/6追記: 今ではRaspberry Pi Imagerを使ってもっと簡単にHeadlessセットアップができます(この記事の方法も今でも使えますが)。↓の記事もぜひご覧ください。 www.mikan-tech.net Raspberry Pi OS Lite版はGUIがないバージョンということで、モニタ…

Raspberry Pi OS Desktop版のセットアップ

Raspberry Pi OSのGUI付きバージョンのDesktop版の初期設定について、画像付きでまとめてみました。 WiFiに接続し、Webブラウジングができるようになります。 OSのインストール OSのインストール方法は、こちらの記事を参照してください。 www.mikan-tech.ne…

Raspberry Pi + JanusでUSBカメラの映像をWebRTCでストリーミング配信

Raspberry Piを監視カメラ的に使う方法の1つとして、JanusというオープンソースのWebRTCサーバーを使って動画を配信する方法があります。 以前の記事ではUbuntuサーバーにJanusをインストールして、ビデオチャットのデモを動作させました。 www.mikan-tech.n…

SensorTag (CC2650STK) とBLE通信 ~ Python + bluepyで簡単アクセス

前回の記事で、SensorTag (CC2650STK) にgatttoolを使ってアクセスしてみました。 www.mikan-tech.net SensorTagの仕様書を見ながら、対応するセンサーのON/OFFをしたり、値を読み出したり…。 BLEやGATTの勉強には良いですが、手間がかかって不便ですよね。 …

SensorTag (CC2650STK) とBLE通信 ~ gatttoolでアクセス

SensorTag (CC2650STK) という温湿度/気圧/照度/加速度センサー搭載のBluetooth Low Energyセンサーがあります。 以前は1個4000円程度で買えていました。なんと、技適も通っているようで、安心して使えます。 アメリカの半導体メーカーTexas Instrumentsが開…

Bluetooth Low Energy ~ GATTの仕組みを学ぼう

Bluetooth Low Energy (BLE) はみなさん便利に使っていますよね。 Raspberry Piや電子工作でBLEを扱おうと思うと、独特の用語?がたくさん出てきたりして、見よう見まねでDIYすると思います。 せっかくなので、この機会にBLEの標準的なフォーマットであるGAT…

EtcherでRaspberry Piの起動SDカードを作成

前回、Raspberry Pi Imagerを使ってRaspberry Piの起動SDカードを作成する方法を説明しました。 一方、複数のRaspberry Piマシンを持っている場合などでは、あらかじめダウンロードしておいたOSのイメージを書き込むほうが効率的です。 こちらでは、balenaEt…

Raspberry Pi ImagerでRaspberry Piの起動SDカードを作成

※2022/5/6追記: Raspberry Pi Imagerは継続的に更新されて機能がアップしているので新しく記事を書きました。最新の情報は↓の記事をぜひご覧ください。 www.mikan-tech.net Raspberry Piを使うには、まずOSをインストールするところから始めなければなりませ…